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表 具(掛物)の裏側の名称

 

【上巻】上巻絹という薄い絹(紙表具の場合は宇田紙でもよい)

 

【宇田紙】総裏の紙(表装の一番最後に裏打ちする紙)

 

【軸助け】軸木の強度を助けるためにつけるもの(上巻と同じものを張る)

 

 

表 具(掛物)の取り扱い方と注意事項

 

【掛け方】矢筈を使い掛ける矢筈は片股と両股とあるが、片股のほうが良い

 

【仕 舞い方】掛 けるときはいつでも良いが、仕舞うときには天気の良い朝、表と裏のホコリ等を払い巻き取り桐箱などに入れ仕舞う

       家 の中のなるべく乾燥する所、袋より天袋、なるべく上が良い・桐箱に入れる   

          とよい

 

【巻き方】畳の上にひいては巻かない・巻紙は風帯の下に通す・緩く巻かない

 

【自在】自在を使用した方が良い(傷まない・目線に調節できる)

 

 

注 意すること

注意すべきは「大切」に「大事」するこ とです

 

 

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